Dear Amy Winehouse.
私の好きな歌手の中の1人、
Amy Winehouse(エイミーワインハウス)
イギリス出身、享年27歳。
伝説のディーバと言われています。
私がAmyを初めて知ったのは、約10年前…ラジオを聴いていた時にたまたま流れてきたRehabを聴いた時。
一目惚れならぬ、一耳惚れ。衝撃で、次の日にCD屋さんに直行。
田舎のCD屋さんなのでもちろん無く、取り寄せてもらいました。
代表曲の『Rehab』
歌声に引き込まれました。
ただ上手いだけじゃなくて、痛みとか苦しみが伝わるような、そんな印象を受けました。
私は当時20代前半で、
苦労して入った看護学校を中退して、自分の弱さと挫折、情けなさ、周りに申し訳ない気持ちに苛まれて、ちょうど苦しい時期でした。
振り返ると、いつも苦しい時ってAmyの曲を聴いてる。
苦しい時、Amyの曲しか聴けなくなるのです。
好きな曲『Tears Dry on Their Own』
亡くなった時のニュースを聞いた時は悲しかった。
死因は薬物のオーバードーズ。
2年くらい前に、Amyのドキュメンタリーが公開されました。
わたくし、泊まりがけで映画見に行きました(映画館まで遠いの。笑)
観客3人。そして1人で泣く当時30歳女。
映画『Amy』
キツかっただろうなぁ…と。
ただただ、『普通』を望んでたのにね。
歌うことが好きだったのに。
ドキュメンタリーを見て、Amyの痛みと苦しみが分かりました。
だから、Amyの歌は響くんだね。
私がうつ病になって、一番辛かったとき、
音楽が聴けなくなりました。
物音もダメで、携帯の通知音が怖くて、ずっとマナーモードにしていました。
旦那と別居していたので、実家から車で40分かけて通勤していて、
通勤中はいつも『どうやって死のうかな』って、ずっと考えてました。
その時、ふとAmyの曲が聴きたくなって。
Our day will come が流れてきて、ポロポロと涙が出てきました。
すごくすごく、Amyの歌が
心の中に染み込んできて。
Our day will come/Lioness Hidden Treasures
うつ病の診断を受けて、8ヶ月経ちました。
大丈夫な時もある。
だけど、グワーっと落ちる時もあって。
『あ、今 音が聴けない』
という時が、私が落ちてる時のサインだと、自分で分かるようになってきました。
診断を受ける前は、わざと明るい曲を聴いたりしてたけど、今思うと逆効果だったのかも。
辛い時は辛い。苦しい時は苦しい、
それで良いのだと思います。
無理に押し上げても、反動が来るだけ。
そう思えるようになりました。
Amyの歌声が心地よい今は、私は苦しいんだと思います。
別にAmyは私の為に歌を作ったわけじゃないんだけどさ(笑)、
Amyが残してくれた歌に、
これからも救われていくのだろうと思います。
これからも、たまに助けてね。
イギリス・ロンドンのカムデンタウンはAmyの育った街で、
そこにはAmyの銅像があります。
私の夢は、カムデンに行って、Amyの銅像に会うこと!!!
絶対に会いに行きます。
偶然なのか先月、私の住む鹿児島県とカムデンが友好協定締結したみたいで、
これはカムデンが私を呼んでるフラグだと確信しております。(笑)
うつ病になって、たくさんの人に支えてもらって助けてもらいました。
その中の偉大な1人… Amy Winehouse.
ありがとう。